モーヴ甲州 2022
日光を沢山浴びて色付き良く完熟した甲州種葡萄を皮ごと醸し、葡萄の持つ成分を充分に引き出した味わい深い甲州ワインです。
ワイン名のMAUVE(モーヴ)は、甲州種葡萄の色合いにちなんだものです。7c winery の醸造責任者である鷹野ひろ子がかつて、甲州種葡萄の栽培をされていたある御老人と畑で会話をしていた時、甲州種葡萄の何とも言えない美しい色合いについて、「この色を何色と表現するか?」と問われたことがあります。答えに窮していると、「色んな人が研究してモーヴ色という表現になった」と教えてくださりました。鷹野はその時、将来甲州種を皮ごと醸したワインを作った際にはモーヴと名付けたいと、今は亡きその御老人に約束しました。このワインの名はそのエピソードに由来しています。
ワインの種類 | 白 |
---|---|
味わい | 辛口 |
容量 | 750ml |
価格 | オープン |
生産本数 | 460本 |
品種 | 甲州種 100% |
栽培地 | 山梨県甲州市勝沼町 |
収穫日 | 2022 / 9.28 |
---|---|
発酵/熟成槽 | SUSタンク |
熟成期間 | タンク熟成5ヶ月 |
アルコール度数 | 12% |
総酸度 | 6g/L |
適温温度 | 12~14℃ |
ワインの種類 | 白 |
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味わい | 辛口 |
容量 | 750ml |
価格 | オープン |
生産本数 | 460本 |
品種 | 甲州種 100% |
栽培地 | 山梨県甲州市勝沼町 |
収穫日 | 2022 / 9.28 |
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発酵/熟成槽 | SUSタンク |
熟成期間 | タンク熟成5ヶ月 |
アルコール度数 | 12% |
総酸度 | 6g/L |
適温温度 | 12~14℃ |
皮ごと醸すことから、甲州種葡萄の果皮が持つ渋み成分をしっかり持たせつつ、酸味がまろやかになるよう、葡萄の状態を見ながら完熟させたものを原料にしました。今回はお二人の栽培者による甲州種葡萄の混醸になります。
皮ごとの醸し発酵を7 日間行い、果皮や種からの成分を抽出しました。その後葡萄をプレスして液のみの状態にして発酵を続けさせて、完全発酵の状態にまで持って行きました。果実味を損なわないよう、若干低温気味にして500Lの小さなステンレスタンク内でゆっくりと発酵を進めました。発酵後は、滓を絡めながらタンク内熟成を行いました。
ややオレンジ色がかった黄色を有し、オレンジやミカンのような柑橘系果実の香りで、味わいも果実味に富み豊かな印象。皮ごとの醸しで果実味が損なわれることなく、果皮からの甘み、渋み、苦みなどの成分がしっかり抽出できており、ボリューム感と繊細さを併せ持ちます。甲州種特有のビター感がアフターに心地よく残ります。
野沢菜漬け / ごぼう巻き / 山菜やキスの天ぷら / うどの酢味噌和え / ポークソテー
山中弘己
葡萄品種 | 甲州種 |
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葡萄畑 | 山梨県甲州市勝沼町休息 |
仕立て | 棚栽培 |
生食用、醸造用の葡萄栽培共に、手を抜かない絶対的な信頼のおける栽培家。甲州種葡萄にも笠を施し、素晴らしく美しい葡萄を作り上げます。自宅前にて棚栽培で作る甲州種葡萄は収量制限されており、小房、小粒で完熟になります。完熟まで待っても病気にならない健全果を作られるので、7c チームは収穫前から彼の葡萄は皮ごと醸そうと決めていました。
山中弘己
葡萄品種 | 甲州種 |
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葡萄畑 | 山梨県甲州市勝沼町休息 |
仕立て | 棚栽培 |
生食用、醸造用の葡萄栽培共に、手を抜かない絶対的な信頼のおける栽培家。甲州種葡萄にも笠を施し、素晴らしく美しい葡萄を作り上げます。自宅前にて棚栽培で作る甲州種葡萄は収量制限されており、小房、小粒で完熟になります。完熟まで待っても病気にならない健全果を作られるので、7c チームは収穫前から彼の葡萄は皮ごと醸そうと決めていました。
若林喜久雄
葡萄品種 | 甲州種 |
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葡萄畑 | 山梨県甲州市勝沼町藤井 |
仕立て | 棚栽培 |
元教職員の方。現在、葡萄栽培を1人でこなしつつ、農業大学校で若い担い手の指導を行うなど、葡萄栽培界の貴重な存在。ワイン醸造にも深く関心をお持ちで、醸造用葡萄も丁寧に栽培し、素晴らしい葡萄を作られています。甲州種葡萄を栽培する畑は勝沼町藤井地区にあり、広い畑の中は場所による微気候が存在し、葡萄の熟度が異なってきます。そのため、皮ごとの醸し用とシュール・リー仕立てのタンク熟成用に、収穫のタイミングを2期に分けていただきました。
若林喜久雄
葡萄品種 | 甲州種 |
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葡萄畑 | 山梨県甲州市勝沼町藤井 |
仕立て | 棚栽培 |
元教職員の方。現在、葡萄栽培を1人でこなしつつ、農業大学校で若い担い手の指導を行うなど、葡萄栽培界の貴重な存在。ワイン醸造にも深く関心をお持ちで、醸造用葡萄も丁寧に栽培し、素晴らしい葡萄を作られています。甲州種葡萄を栽培する畑は勝沼町藤井地区にあり、広い畑の中は場所による微気候が存在し、葡萄の熟度が異なってきます。そのため、皮ごとの醸し用とシュール・リー仕立てのタンク熟成用に、収穫のタイミングを2期に分けていただきました。